インプラントと金属アレルギーの関係について説明します！

インプラント治療では、治療する箇所に人工の歯根を埋め込み、その上から被せものを固定します。

人工的な材料を埋め込むわけですから、アレルギーなどの反応が気になる方は多いのではないでしょうか。

ここでは、金属アレルギーの人はインプラント治療を受けられるのか、また治療を受ける際の注意点などについてまとめています。

◆金属アレルギーの人はインプラント治療を受けられるのか？

結論から言えば、金属アレルギーの人にもインプラントを埋め込む治療は可能です。

インプラントは人工の歯根を埋めた箇所に被せものを固定する治療ですが、人工歯根の材料にはチタンが使用されており、金属アレルギーの反応が起こるリスクは低いとされています。

チタンは人工関節などを体に埋め込む際にも使用される材料で、人体に影響が出にくい性質があります。

ただし「チタンアレルギー」がある方には、当然ながらチタンの人工歯根を使用することはできません。

インプラント手術後に口腔内に炎症が起きたり、手足に発疹などの症状が出たりした場合、原因を調べる必要があります。

そして人工歯根などの材料がアレルギーの原因となっていたら、せっかく装着したインプラントを取り外す処置をしなくてはなりません。

このような事態を避けるには、自分がどんな金属に対してアレルギーがあるのか、皮膚科などのパッチテストで調べておくと良いでしょう。

◆金属アレルギーの人がインプラント治療を受ける場合の注意点

特定の金属にアレルギーがある人は、インプラント治療を受ける際に気をつけないといけない点がいくつかあります。

以下に注意すべき点をまとめましたので、こちらを参考にしてトラブルがないようにインプラント治療に臨みましょう。

・金属アレルギーがあることを歯科医に伝える

インプラントで使用される人工歯根には金属アレルギーが起こりにくい素材が使用されますが、アレルギー反応を起こす素材には様々な種類があるため、自分が金属アレルギーである場合や、その疑いがある方はその旨を歯科医に伝えましょう。

インプラント治療で万全を期すためにパッチテストを行う必要があれば、皮膚科を紹介してくれる場合もあります。

・金属アレルギーの出ない素材をインプラントに使用する

インプラント治療の素材には、オールセラミック、ハイブリッドセラミック、ジルコニアといった材料が使用されますが、この他にメタルボンドという金属が使用されることもあります。

こうした金属アレルギーを引き起こす素材を避けるためにも、歯科医との情報共有をしっかり行うことが重要です。

◆白金高輪周辺で歯科矯正お考えなら白金しらゆり歯科へ

金属アレルギーなどのトラブルを避けるためにも、しっかりと情報共有できる歯科医院でインプラント治療を受けるようにしましょう。

東京都港区や白金高輪でインプラント治療ができる歯科医院をお探しの方は、ぜひ白金しらゆり歯科へご相談ください。